壁、床、天井、扉のどこでも使用可能な両面とも凹凸がないフラットなパネル。フラット面は冷却効率、断熱性能、堅牢性にその特性を発揮します。
パネルの内面に25㎜のリブ構造を採用したキーストンパネルは、リブによる荷重分散効果のためパネル強度が向上し、冷気の対流をスムーズにする省エネ効果も実現しました。
日本初、南極昭和基地向け風力発電機・国内デモ機(秋田県)
東西工業のパネルは、無柱方式の独立構造自立パネル。支柱を必要としない壁構造なので、屋内外を問わず、合理的かつ経済的に設置できます。天井の補強は上部梁方式を導入していますので、室内天井部には突起物がなく、室内の対流にも影響を与えません。
新硬質ウレタンフォーム(SE級)を高圧発泡させたサンドイッチパネルは、飛躍的に断熱性能を高め、恒温室において−50〜+150℃の超低温・超高温ニーズへの対応を可能にしました。またこの新硬質ウレタンフォームは、着火しにくい自己消火性能も備え、火災に対する安全面にも優れています。さらに、コーナーパネルには、東西独自のホットプレスを使用、寸法安定性を向上させるとともに、パネルの反りなどの変形も防いでいます。
パネル工法は、工場で生産したパネルを施工現場でそのまま組み立てるため、短い工期で正確な施工ができ、他の工法に比べ、利便性と経済性の面で格段の違いをみせます。
パネルのジョイント部にシリコーン系シーラント(無臭性)を充填することで、高い気密性を実現しています。
カラー鋼板、ステンレス、塩ビ鋼板などパネルの表面材は、永年の研究データに基づいた高い耐蝕性、耐候性を示しています。また汚れにくいように表面に特殊加工を施し、衛生面も考慮しています。
東西のシステムパネルの内装はステンレス、外装はカラー鋼板、オールステンレス、オールカラー鋼板などの表面の仕様、最長7m未満での特殊寸法製作、コンセント、パイプなどの配線配管のパネル内部への埋め込み、既設柱を利用した柱巻き・梁巻きなど、さまざまなニーズに対応できるシステムです。
東西のシステムパネルは、合理性を重視した結果、築造方式に比べ、壁厚を1/2〜1/3にスリムにし、スペースの有効活用を大幅に向上させます。
天井、壁、床の組立ては、すべてパネル連結工法なので、スペース拡大や改良など増改築に容易に適応できます。
求められるニーズにすばやく対応ができるように、実績のあるノウハウをベースに設計から製作、施工までの独自のシステムラインを構築。特に変型パネルの製作に関しては、東西の技術が最大限に活用できる領域です。
コンピュータ制御によるフレキシブルな生産ラインで、幅広いニーズにスピーディーにお応えします。永年の専業メーカーとして数々のノウハウを蓄積して改良を続ける生産ラインは、厳格な品質基準をクリアする高品質パネルを安定的に供給しています。
側パネルは1,980㎜と2,200㎜の長さが基本になっています。それに加えて300㎜ピッチで6,900㎜まで対応が可能です。また7,000㎜未満ならどんなオリジナル寸法でも対応します。
K値は倉庫業法による熱通過率(W/m・K)、(Kcal/㎡・h・℃)にて表示します。
K=断熱材の熱伝導率(W/m・K)÷断熱材厚み(m)
K=断熱材の熱伝導率(Kcal/m・h・℃)÷断熱材厚み(m)
−50〜+150℃をクリア
《特許取得済》
※上記はフラットパネルの場合です。キーストンパネルの場合、これ以上の性能になります。